Nバック課題とは
Nバック課題(n-back task)とはワーキングメモリと呼ばれる“脳の一時記憶に関する能力”の実験、調査、測定に用いられる課題です。数字や文字など簡単に覚えておけるものをN個覚えた状態からスタートし、1つ覚えては1つ忘れてを繰り返しながら簡単なテストを続け、その成績でワーキングメモリの能力を測ります。また、Nバック課題を日々継続して行うことによって、ワーキングメモリを鍛えることもできます。Nバック課題は色々なバリエーションがあり、それらの効果に関する研究も行われています。当サイトでは目的別に複数のトレーニングを用意しています。
ワーキングメモリを鍛えると
ワーキングメモリは頭を使う作業に必要な機能です。ワーキングメモリを鍛えると、暗算がスラスラ出来るようになったり、長文を簡単に理解できるようになったりします。また、ADD(注意欠陥障害)やADHD(注意欠陥・多動性障害)はワーキングメモリの障害が関わっている場合が多いことが明らかになっており、ワーキングメモリのトレーニングによってそれらの症状が改善したケースが多々あります。他にも学習障害や自閉症などの発達障害との関連性も研究されています。
二重Nバック課題とは
二重Nバック課題とはNバック課題を拡張したもので、視覚情報と聴覚情報のペアを1つの記憶物とし、N個のペアでNバック課題を行うものです。2008年の論文によると1日25分の二重Nバック課題を19日間継続して行うことで流動性知能(IQから学習効果や経験によるものを取り除いたようなもの)が向上したとのことです。
Nバック課題 初級:記憶じゃんけん
記憶じゃんけん
相手の出す手がN個分先に出されるので、それらを覚えながらじゃんけんするゲームです。
勝ち、負け、あいこのどれかが100%になるように頑張ってください。
目的:記憶量を増やし、順番通りに覚えられるようになること
相手の出す手がN個分先に出されるので、それらを覚えながらじゃんけんするゲームです。
勝ち、負け、あいこのどれかが100%になるように頑張ってください。
目的:記憶量を増やし、順番通りに覚えられるようになること
公開日:2012/10/16 更新日:2012/10/18
Nバック課題 中級:記憶計算
Nバック課題 上級:未定
未定
Nバック課題 起源:Nバック課題
未定
二重Nバック課題 初級:未定
未定
二重Nバック課題 中級:未定
未定
二重Nバック課題 上級:未定
未定
二重Nバック課題 起源:二重Nバック課題
未定
参考文献
「流動性知能」を向上させるソフトウェア - WIRED.jp Archives
Nバック課題 - Wikipedia
ワーキングメモリ - Wikipedia
注意欠陥・多動性障害 - Wikipedia
Nバック課題 - Wikipedia
ワーキングメモリ - Wikipedia
注意欠陥・多動性障害 - Wikipedia